介護予防訪問介護は自立支援ということが目的になったため、家事はできる範囲で一緒に行ったり、また利用者が行うのを見守るといったサービス提供が主体となりました。また、介護予防通所介護の場合には利用者によっては通所回数を減らされた人もいるようです。また、本人が希望していないにもかかわらず、筋力トレーニングなどの機能訓練がケアプランに組み込まれた人もいるようです。これらの状況は、たいへん不評となっているようです。利用者の声を紹介したいとおもいます。
デイサービスは一人暮らしの高齢者にとっては大きな楽しみといえます。回数を減らされてうつ状態になったら誰が責任を取ってくれるのでしょうか。「自立に向けたサービスに変更されたのでお風呂掃除などを一緒にやってくださいと言われた。夫の介護もあるため休める時間がなくなってしまいヘルパーさんが帰ったあとは疲れて寝てしまった」というような声や「予防給付の機能訓練は、92歳には無理だと思う」というような声もあります。
「85歳を過ぎた人が身体的によくなることはほとんどないとおもうがデイサービスの利用回数を減らされたりすると、家に閉じこもりがちになってしまうのでよくなることは絶対にないとおもう」、「予防給付になったため、単位数の関係からデイサービスで入浴することできなくなった。これは納得することができないです。行政の決めごとが一方的すぎだと思う」、ほかにも「一人暮らしで、週2回のデイサービスを生き甲斐にしていたのに、週1回に減らされてしまったため誰とも話すこともなく、このままではうつ病になってしまいそうだ」というような声もあります。こういった問題点を踏まえて改正をするときにはもっと慎重になってほしいものですよね。
日常は特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの施設で暮らしているお年寄りのかたも、年末年始は一時帰宅して家族と一緒に新年を祝うこともありますよね。施設生活がいくら快適なものだったとしても、大切な家族に囲まれて過ごす時間は特別なものです。何週間も前から、お正月を指折り数えて待つというお年寄りもけっして珍しくはありません。
ただ、心身が弱くなったお年寄りにとって生活環境が変わる一時帰宅はさまざまなリスクが伴うこともあります。家族としてそのようなお年寄りの一時帰宅を受け入れるときの注意点について、ご紹介します。まずはしっかりとした健康管理をおこないましょう。抵抗力の少ないお年寄りにとって、冬場は体調を崩しやすい季節です。
風邪やインフルエンザなどの感染症には特に注意が必要となります。もしも一時帰宅の予定が決まったら、お年寄り本人だけでなくて家族も手洗いやうがいをこまめにするようにして健康管理に気を配りましょう。うっかりインフルエンザなどに感染させてしまったまま施設に帰してしまえば他の入居者たちにも感染させてしまうこともありますし、大きなトラブルになる恐れもあります。