自民党マニフェストの表紙には麻生総理の顔写真はありませんでしたね。「表紙に載せるな」というように本人が指示をしたそうです。自民党は介護職員の処遇改善について、介護報酬3%アップ+処遇改善助成金、そして1人あたりに月平均1万5000円で「専門性と職務の重要性に応じた賃金体系の普及・定着を目指す」ということを提示しました。
「定着を目指す」ということは、月1万5000円の助成金を継続的に支給することは可能なのでしょうか?そのあたりもしっかり明記してほしかったですよね。一方で民主党は認定事業者への介護報酬加算で月額4万円アップを図るということでした。現在の介護職員に支払われている平均賃金は23万5693円です。これに対して一般労働者の平均賃金は29万9100円なので4万円アップしても一般労働者には追いつきませんよね。
しかし、待遇を改善するためには実効性がほとんどなかった介護報酬3%アップとプラス1万5000円よりもありがたい話だと思います。また自民党では、今後3年間で約16万人分の特養、老健、グループホームを確保することを掲げました。2006~2008年の介護保険事業計画によると、全国で約15万2000人分の介護保険施設を確保するという目標が掲げられていたのですが、実際には、目標の約半分である7万5000人分しか確保することができませんでした。
日常は特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの施設で暮らしているお年寄りのかたも、年末年始は一時帰宅して家族と一緒に新年を祝うこともありますよね。施設生活がいくら快適なものだったとしても、大切な家族に囲まれて過ごす時間は特別なものです。何週間も前から、お正月を指折り数えて待つというお年寄りもけっして珍しくはありません。
ただ、心身が弱くなったお年寄りにとって生活環境が変わる一時帰宅はさまざまなリスクが伴うこともあります。家族としてそのようなお年寄りの一時帰宅を受け入れるときの注意点について、ご紹介します。まずはしっかりとした健康管理をおこないましょう。抵抗力の少ないお年寄りにとって、冬場は体調を崩しやすい季節です。
風邪やインフルエンザなどの感染症には特に注意が必要となります。もしも一時帰宅の予定が決まったら、お年寄り本人だけでなくて家族も手洗いやうがいをこまめにするようにして健康管理に気を配りましょう。うっかりインフルエンザなどに感染させてしまったまま施設に帰してしまえば他の入居者たちにも感染させてしまうこともありますし、大きなトラブルになる恐れもあります。