介護事務のケアクラークのお仕事は介護保険が適用される福祉や介護業界で注目されている仕事といえます。2000年4月からはじまった介護保険は、高齢者の方などが介護や生活支援が必要になった場合に、その費用の90%(原則として)を各市町村などの保険者や国がそれぞれ負担してくれる新制度のことです。介護事務は、「介護保険請求事務」や「ケアクラーク」とも呼ばれいます。
介護報酬を利用者と市町村それぞれに請求するといった仕事です。現在では介護事務には民間の団体が認定する資格がたくさんあります。たとえ資格の名称が変わっていても基本的なスキルに大きな違いはありません。介護事務の活躍の場所ですが、介護保険が適用される在宅介護サービス事業者や介護保険委託事業者、老人保険施設、各種病院などさまざまな場所が活躍できる場所となっています。
介護保険処理のコンピューターシステムを作成するソフト会社などでも働くことも可能です。ホームヘルパーなどと違って事務所の中で働くため、確かな知識を身につけておけば誰にでも簡単に介護事務の仕事を始められることも魅力のひとつだとおもいます。全国の在宅介護サービス事業者の数は、現在では20万を超えています。介護保険事務のスキルを持った人材の活躍の場はしだいに大きく広がっているということなのです。
介護保険の基本的な仕組みについてご紹介します。まず、介護保険制度の運営主体(保険者)は、市町村で40歳以上の方は、介護保険に加入しなければなりません。そして介護保険の保険料は、40歳以上の被保険者が納めますが、65歳以上(第1号被保険者)と40歳から64歳(第2号被保険者)の方では、保険料は異なることになっています。65歳以上(第1号被保険者)の方の保険料は、本人の所得と介護サービスの水準に応じて決定されることになります。
受給している年金額が、年額18万円以上の人は年金から保険料が天引きされるようになっています。しかし逆に、18万円未満の人は、直接納めることになっています。要介護状態の場合や、日常生活においても支援が必要な状態になった場合に、介護保険のサービスを受けることができます。
40歳から64歳までの方は第2号被保険者です。医療保険の加入者の人は、医療保険の種類や所得金額によって異なります。納める保険料の半額は、国が負担しています。自分自身が加入している医療保険(社会保険や国民健康保険)と合わせて納めることになり、要介護状態や、要支援状態(初老期の認知症など老化が原因とされる病気による)になった場合、サービスを受けることができます。